白紙

長浜


2014年5月4日 長浜

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長浜に行ってみようと思いました。

長浜の街は2年前に彦根に行った時に行きたかった街です。
あの時は近江八幡と彦根にいたので
時間がなくて長浜には行けませんでした。
それでも長浜は秀吉が最初にお城を築いた場所と聞いていますので
一度は行ってみたいと思っていたんです。
長浜駅前になる秀吉と三成の出会いの像があると言う話です。
これも見てみたいじゃないですか。

久々に新幹線に乗るので乗り遅れが怖くて
ずいぶん頑張って早起きしちゃいました。
今回は日帰りですので往復の新幹線を取ってあるだけです。
その新幹線に乗り遅れちゃ仕方がないですからね。
朝7時30分の東京発の新幹線は僕らには少し荷が重いです。
我が家を出たのは6時前でした。
東京駅で新幹線の中で食べる弁当買うことにします。
といっても僕はおにぎりで
家人がサンドイッチという安上がりな夫婦です。
東京駅を走り始めてすぐに朝食をとります。
品川をすぎて新横浜に着く頃にはもう食べ終わってしまいました。
ビールも飲みたかったんですけど
向こうに着いてから歩けなくなりそうなので我慢しました。
それでも食べたら気持ちよくなって眠くなってきたのですが
ここ数ヶ月の左肩の痛みが安眠を許してくれません。
早く五十肩が良くならないと
思う存分旅行に出かけられないので困ります。

新幹線は米原に止まるものを選んだのでひかりでした。
ひかりは東京、品川、新横浜、小田原、
三河安城、名古屋、米原の順に止まります。
案外停車駅が多くて時間がかかりました。
米原から在来線で北上して三つ目の駅が長浜です。
長浜という地名は昔は今浜と言う地名だったそうですが
秀吉がこの地を信長から拝領した時に
信長の長の一文字を取って今浜を長浜に変えてしまったのだそうです。
ずいぶん勝手な話です。

まずは長浜駅近くの長浜城を見学します。
長浜城は鉄筋コンクリートで復元された
長浜城歴史博物館であります。

長浜城に関係した諸将の資料などが展示してあります。
この地域の戦国大名の栄枯盛衰を偲ぶことができます。
当然のことながらお城を見に来ていた人たちは
ほとんど関西圏の人たちでその一人一人が
秀吉が絡む歴史についてたいへん詳しい様子でした。
地元のスーパースターについてはみんな詳しく知っている、
という感じでした。
お城の見学を終えて今度は駅の反対側にでます。
ここには例の秀吉と光成の像があるのです。


いよいよ黒壁スクエアに行ってみることにします。
実はこの黒壁スクエアについて前の日に
グーグルアースのストリートビューでちょっと見ておきました。
そのためいくつかの建物はなんだかもう見慣れたような感じで
迷わずに黒壁スクエアに到達しました。

グーグルアースで見たときは比較的細い道が
両側の黒壁に挟まれて大変静かな風情を感じられるのものでした。
しかし僕たちが入ったその日は
ゴールデンウィークのせいか大変な人混みでびっくりしました。
昔風の町並みに人があふれているその感じはなんだか関東地方でいえば
鎌倉とか川越とかの町を歩いているみたいでした。
長浜の町に着いたのが10時12分でしたので
少し歩き回った11時になって少し早いお昼を食べることにしました。
そうでないと長蛇の列に巻き込まれて
昼食難民になってしまうこと僕たちは知っています。
もう町歩きのプロですね。
ところが11時頃からもうすでに長い長い列ができているお店もありました。
ガイドブックに大きく出ているような有名店です。
僕たちは驚いてすこし足を伸ばして別の店を探しました。
さすがに時間が早かったので入れそうな店はすぐに見つかりました。
小生はカツカレーにうどん付きのごちそうです。
家人はカレーうどんです。
そこで美味しくお昼をいただいて再び街に繰り出します。

黒壁スクエアは北国街道と大手門通りがクロスする場所が中心と思われます。
ここから四方に足を伸ばして黒壁ガラス館や
海洋堂フィギュアミュージアムなど大手門通りアーケードを見ます。


さらに長浜御坊表参道を抜けてカフェ叶匠壽庵に至ります。
疲れたので有名なお菓子屋さんのカフェ叶匠壽庵で
コーヒーをいただこうと記名をして待ちましたが
混雑のためなかなか呼ばれずここでのコーヒーをあきらめてここを辞しました。

近くに巨大万華鏡というのがあるというのでこれを見学します。
すぐそばにはよくわからない豊臣秀吉の像もありました。

いやあ、なかなか。

もう一度北国街道に戻って多くのガラス工芸店などを網羅的に歩き回ります。
結局あっちにいったりこっちにいったり2回も3回も同じ通りを通りました。
ずいぶん疲れてきたので現代風な喫茶店でコーヒーを飲んで
安藤家という古い商家を見学しました。
安藤家には昔食客として北大路魯山人がいたのだそうでそれはすごいことですね。
贅を尽くした建物に魯山人の手がけた離れが迫力満点でした。
ビッグネームのオーラがありますね。


僕たちはすっかり疲れてしまったので
少し時間が早いけれど駅に戻ることにしました。
そこから米原まで戻って米原で駅弁を買って新幹線を待ちました。


早めの夕食を車中で食べて車内販売のビールを飲んで幸せになります。
肩の痛みにうなされながらうとうと東京に戻ります。
家に帰り着いたのは8時30分でした。

ずいぶん疲れました。ショルダーバッグで肩も痛くなっちゃったし。
今度はどこに行こうかな。(懲りてないし)

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